村上春樹の通販レビュー           

  
村上春樹のお買い得情報をご紹介しています。






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村上春樹にご用心
価格: 1,680円 レビュー評価:4.0 レビュー数:20
村上春樹の学術的書評、としては読まない方がよいのかもしれません。
ブログやこれまでの文章を元に再構成をされたものたと思いますし、
あくまで、内田樹のエッセイのひとつととらえた方がよいでしょう。

「平易な言葉で新たな視点を提供してくれる」というのが、
内田樹の著作の、わたしにとっての醍醐味です。

本書も例にもれず
「村上春樹」というピンポイントのテーマをもとに、
「村上春樹という人・著作」に限らず、現実の様々なことを考えさせてくれる良著です。

これまで村上春
村上春樹 イエローページ〈3〉 (幻冬舎文庫)
価格: 800円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1
混乱する人がいると思うので単行本との関係を説明すると、
これは荒地出版社から出た『村上春樹イエローページPart2』の文庫版です。
「Part1」は2分冊で文庫になったのに、今回は1冊にまとめられています。
(だから、ちょっとややこしい)
扱われている作品は『アンダーグラウンド』『約束された場所で』『スプートニクの恋人』
『神の子どもたちはみな踊る』『海辺のカフカ』『キャッチャー・イン・ザ・ライ』。
文庫化にあたって『アフターダーク』から最新作『1Q84』第1部・第2部を踏まえた加筆が随所に施され、
「まえが
東京奇譚集 (新潮文庫)
価格: 420円 レビュー評価:4.0 レビュー数:29
確かに春樹ワールドである。しかし例えば小説を読みなれていない人が
村上春樹の小説を読んでみようと思って手を出すのであればお勧めしない。
春樹ファンであればある程度は理解できるかもしれないが、そうでないと
特に高校生などで読書慣れしていない人で、時間潰しに短編集を買おうと
しているのであれば、別の作家の読みやすい短編集を買ったほうが無難だろう。
 
本当の戦争の話をしよう (文春文庫)
価格: 680円 レビュー評価:4.5 レビュー数:18
「彼らはいつ死ぬかもしれぬ男たちが背負うべき感情的な重荷を抱えて歩いていた。悲しみ、恐怖、愛、憧れ、それらは漠として実体のないものだった。しかしそういう触知しがたいものはそれ事態の質量と比重を有していた。それらは触知できる重荷を持っていた。彼らは恥に満ちた記憶を抱えて歩いていた。彼らは辛うじて制御された臆病さの秘密を共有していた。(中略)人々は殺し、そして殺された。そうしないことにはきまりが悪かったからだ」。(村上春樹訳、文春文庫)

1999年、ピューリッツァー賞、米国書評家協会賞という2つの賞の最終審査に残った『The Things They Carried』(邦題『本当の戦争

パン屋再襲撃 (文春文庫)
価格: 490円 レビュー評価:4.0 レビュー数:29
 初期の作品集だ。いやな男が描かれているが、たぶん村上はこの作中人物がいやな奴であることを意識している。自己嫌悪のようなものが漂っている。「象の消滅」にしろ「パン屋再襲撃」にしろ、物質として現実に存在するものを信頼していない。それはいつか無くなるものだし、だとすれば今目の前で消えてしまっても何の不思議もないものなのだ。
 人の関係だって、だから真面目に永続的な関係なんて結ぶ気になれない。永続的な人間関係だって?という具合だ。だから世界を確固たるもののように不安げのない笑みを浮かべるワタナベノボルを、こんなにも憎むのだろう。
ロング・グッドバイ
価格: 2,000円 レビュー評価:4.0 レビュー数:47
50年代に書かれ、ながらく『長いお別れ』として知られたハードボイルド小説の最高峰と言われてるレイモンド・チャンドラーの作品です。昨年、村上春樹氏による新訳本が出版され実は昨年初めて読みました。これは、はっきりいってすごいです。原作の雰囲気に忠実な村上訳もさることながら、オリジナルのミステリの面白さ、語り部としてのフィリップ・マーロウの圧倒的な存在感にあっという間に引き込まれ、読み始めたら止まらなくなってしまいました。忘れたころに読み返してますがそれでもまた面白いです。LAでのある殺人事件がきっかけで、重層的に織り成す人間関係の描写から、幾重にも仕込まれたミステリの謎解きも見事です。しかし、も
翻訳夜話 (文春新書)
価格: 777円 レビュー評価:4.5 レビュー数:29
東京大学の柴田教室と翻訳学校の生徒、さらに6人の中堅翻訳家という、異なる聴衆(参加者)に向けて行った3回のフォーラムの記録。「夜話」とあるように、話の内容はいずれも肩の凝らない翻訳談義だが、レベルの異なった参加者との質疑応答の形をとっているために、回答内容は自ずから微妙に変奏されており、結果として入門、初級、中上級向けの3部構成の翻訳指南書に仕上がっている。

柴田が書いたあとがきに、「翻訳の神様から見れば、我々はすべてアマチュアなのだ」とあるように、両者の回答は、体系化された技術・翻訳論議に向かうのではなく、翻訳を行う際の、動機や心構えを説明することに費やされている。例えば「大事なのは偏

Carver's dozen―レイモンド・カーヴァー傑作選
価格: 680円 レビュー評価:5.0 レビュー数:16
アメリカ文学らしい、ありきたりのことだけれども、その人の視線でしか語れない物語を淡々と語る切り口では、この人に並ぶものはいないでしょう。
どうでもいい話なのに、なぜか心に残る話がたくさん詰まっています。
雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)
価格: 380円 レビュー評価:4.0 レビュー数:24
 「遠い太鼓」「雨天炎天」など村上春樹さんの紀行文は、旅先の景色や食べ物など目に見えるものだけではなく、空気、旅行先の人々のぬくもりなど見えないものまで伝わってくるようである。

 この「雨天炎天」は女性は決して入ることができない、ギリシャ正教の聖地アトスの修道院を旅するお話が中心となっている。著者はアトスのことを「こちら側の世界とはまったく違った原則によって機能している世界」と表現しているが、著者代表作の一つ「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」の世界観を思い出した。
やがて哀しき外国語 (講談社文庫)
価格: 540円 レビュー評価:4.0 レビュー数:22
174頁に「外国人に外国語で自分の気持ちを正確に伝えるコツ」3ヶ条がのっています。
この手の箇条書きが何箇所かにあり、とても実用的。でも作家としてのmurakamiさんは筆者にとって
とてもリモートな存在であります。

小説作品は内容とは別に残念ながらその文体にひかれず、長編を読み通した事が
ないのですが、一方、このエッセーは読みやすく、具体的で、アタマに良く響いてくる。そして、
文庫にもなっている。大好きな本であります。表紙の色鉛筆画もなかなか渋くて本書のタイトルによくマッチしています。

とこ
「村上春樹」を聴く。 -ムラカミワールドの旋律-(CD付)
価格: 1,680円 レビュー評価:5.0 レビュー数:5
「ねじまき鳥クロニクル」の冒頭に「ロッシーニの『泥棒かささぎ」はスパゲッティーをゆでるのにうってつけの音楽」と書かれています。
初めてこの本を読んだとき「「泥棒かささぎ」とはどんな音楽なんだろう?」と思い急ぎCDを買いに行ったことがあります。
村上春樹の小説を読んだことがある人なら、誰でも一度は同じような経験があるのではないでしょうか。
この本はそんな人にとっては格好の一冊となっています。
1つの作品ごとに音楽が使われた箇所の記載、アーティスト名、アルバム名が書かれており、CD購入の際には非常に便利です。
自分もあまり詳しくないクラ
カンガルー日和 (講談社文庫)
価格: 470円 レビュー評価:4.5 レビュー数:22

知り合ったのは中学生...村上春樹を知るきっかけになった本☆

短編集で不思議な世界観にのまれ、はまりました↑なかなか理解までは...
最終更新日:2010年01月10日

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